木のおもちゃが持つ魅力

木のおもちゃには独特な「重さ」「香り」「温もり」「手触り」があります。
作りが丈夫な木のおもちゃは代々受け継ぐことができます。親が子へ、子が孫へと…。
そして壊れたらボンドで直し、また使用することが出来ます。
自分が壊してしまった大切なおもちゃを、両親が一生懸命に直す姿を見て、物を大切に扱うという「物を大切にする心」を覚えるのではないでしょうか?

そんな、木のおもちゃを選ぶときにチェックしたいところは「その商品が安全であるか」。また、子供は何でも口に入れたがります。特に木のおもちゃの塗料などは注意したいところです。

舐めても安全な木のおもちゃの塗料は大きく分けて2種類あります。
・自然オイル…木の実・植物から採取したもの。くるみ油、亜麻仁油、桐油、渋柿など
・自然ワックス…樹液から摂取したものや昆虫の分泌物、蜜蜂、カルナバ蝋など

自然塗料の特徴は、木の質感を邪魔せず、さらには紫外線・熱に強い事です。
そして何より口に入れても安全で、塗料を塗られたおもちゃはまた地球を汚すことなく自然にかえす事が出来ます。
逆に絶対与えたくないものは、ヤニ止めや防虫・防腐のための化学薬品を木に塗ったものや、漂白剤を染み込ませて木を白く見せた物です。
この類のおもちゃは、直接匂いを嗅ぐと薬品の匂いがするのですぐわかります。

そして、厳しい安全の基準をクリアしたおもちゃは安全基準マークが付けられています
「CEマーク」はEU諸国・ヨーロッパ共通で定められている「EN71」(安全規格)をクリアした物につけることができる安全基準マークです。
形状や大きさや塗料・強度等についての検査項目が設けられおり、このマークは「消費者に判断しがたい部分の危険を可能な限り減らすこと」や「大人では注意できても、子供では気付かない危険の発生を減らすこと」など細かな基準を元に付けられているので、安全なおもちゃを選ぶときの参考になります。

また、オレンジマーク(シュピールグート)はオレンジ色のマークで、このシュピールグートはドイツ語で「良い遊び」という意味だそうです。
ドイツの「子供の遊びと玩具審議会」がいいおもちゃとして非常に厳い判断基準で推奨するものだけに表示を許可し「おもちゃでよく遊びなさい」という意味が込められています。
そしてやはりこのマークを取得したおもちゃは木のおもちゃが多いのです。「良いおもちゃ」とは自然でシンプルな木のおもちゃではないでようか。